弁護士 中田 智之

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めがねコラム

☆ コラム ☆

2022/2/24 更新

2022.2月  スピーチ 
 まあまあの年齢になってきたせいか、弁護士という職業柄なのか、会合でスピーチを頼まれたり、 講義をしたりする機会が増えてきたように思います。
 小学4年生のとき、私は児童会の役員選挙に立候補し、立会演説会に臨みました。 4年生以上の児童全員と先生達が体育館に集合し、舞台の上で候補者が一人ずつスピーチをしていく会です。 候補者は、選挙ポスターをつい立てにしてその裏に原稿を貼って、演説する習わしでした。 でもええ格好しいだった私は、皆が原稿棒読みなのをダサいと感じ、 自分は原稿なしでスピーチを諳んじることにしました。
 いよいよ教室を出発し、途中の給食調理室に差し掛かった頃から、緊張で頭が働かなくなってしまいました。 話す内容を反芻しようとしても、初めのところを行ったり来たりです。 体育館の舞台に上がり、頭が真っ白なまま、自分の番が来てしまいました。 まさに「立往生」。一言も発しない私を見て、会場がざわついてきました。 先生達がどうしていいか分からないような表情でこちらを見ています。 やがて、5年生の別の候補者が、後ろから私を引っ張って舞台後ろの椅子まで戻してくれました。 誰とも話をしたくない、消えてしまいたい・・・
 教室に戻り、クラスごとの投票になりました。 普通であれば自分のクラスから出た候補者に票が集まるのですが、今回はなかなか票が割れました。 いたたまれない気持ちでうつむいていると、 教室から職員室に移動する担任の男の先生がぼそっと言い残す声が聞こえました。
「こういうときは皆で応援するもんだぞ。」
 教師としては民主主義に介入するNG発言、人間としては正しい発言でしょうか。 私はこの出来事から、失敗した人に優しい人間になろうと、 また、逃げずにスピーチが上手な人間になろうと決意しました。
 あれから40年がたちました。 この目標を達成できたかどうか心許ないですが、今、スピーチの依頼をいただくたび、 頼んでいただける喜びと、40年前の出来事は克服できたかなという二重の喜びが、 人前でしゃべる緊張感を上回るのです。


2021.10月 
希望をなくしては、いけません。
書道 

2020.1月 イオン上飯田にて 
北区東部いきいき支援センターが企画した相続・遺言についてのセミナーの講師を担当して参りました。
案内パネル 
イオン上飯田会場

2020.1月 ラジオ生放送 
東海ラジオ「タクマ・神野のどーゆーふー」の「教えてど~ゆ~ふ~」のコーナーで相続放棄の相談についてお話ししてきました。 
(写真は東海ラジオ様ツイッターからの転載です。)

2019.6月 カブトムシ 
羽化直後です。卵から1年間世話をしてきました。感慨深いです。

2019.3月 
パネラーとして、お手伝いします。

2018.10月 川柳毛筆
中部弁護士会連合会という団体の「弁護士川柳」企画で,入選作の揮豪をしました。

2018.5.11 開所のお祝いにいただいた胡蝶蘭が3度目の花を咲かせてくれました。 それぞれの茎が光の方向へ自由に伸びて,たくましさを感じます。

2016.6月 参加している有志の士業の会のロゴを書きました。

2015.11月 事務所のロゴを書きました。中1で同じクラスだったKボタ君からは「うなぎ屋みたい」と 言われましたが,このまま使います。